「Haむら」38号を発行しました

羽村市商工会が年2回、3月と10月に発行している、得するマガジン「Haむら」の2021年秋号が10月1日に発行されました。

主な内容

●表紙

今号の表紙は特集に登場した羽村市商工会員の皆さんの写真に、感染防止の取り組みを象徴する虹色のデザインを組み合わせました。1日も早いコロナ収束を願ってやみません。

●明日の羽村を支える「次世代パワー」

毎回、羽村市商工会の会員の若手事業者を紹介しているコーナーです。今回は株式会社オオワダの大和田正樹さんと、伊吹石油ガス株式会社の青柳祐輝さんのお2人が登場しています。

▼取材こぼれ話

◎株式会社オオワダ/大和田正樹さん

羽村市内のほか、青梅市や宮城県栗原市にも工場があります。100名以上の従業員を抱えるなか、宮城工場内に保育園を開設しました。会社にとっても、大和田さんにとっても保育園運営は初めてのこと。準備や手続きは苦労の連続だったそうです。「働く場所の近くで子どもを預けられるのは、大きな安心につながると考えました。良い人材を獲得するために、働きやすい環境の実現を進めていきます」

◎伊吹石油ガス株式会社/青柳祐輝さん

小学6年生から始めたバスケットボールは、今も続けている。社会人チームに籍を置いて活動する傍ら、小中学生向けに設立したバスケットボールのクラブチーム「Fun Try」のコーチとしても参加。休暇であってもフル稼働だ。「寂しがり屋なんですよ(笑)。人と接していないとダメ。青年部もバスケットボールも好きだからやっているので、大変と思ったことはないですね」

●新規会員紹介・商工会主催イベントのご案内

2021年7月時点で新たに羽村市商工会に加入された事業者を紹介しています。また、電話1本で利用できる羽村市商工会が運営している買い物代行サービス「はむらいい市場」を紹介。さらに、コロナ対策で活躍する羽村市内の企業の取り組み、毎回好評の住まいに関わるさまざまな悩みにお答えする「住宅建築なんでも相談」の開催日程を掲載しています。

また、羽村市商工会では「住まいの修理、リフォームのご相談」を随時受け付けています。水回りや外構の修繕、庭木の剪定など、住まいに関わる悩み・困りごとがある方、羽村市商工会がその道のエキスパートをご紹介いたします!そして、好評企画「はむりんスクラッチ2021」の予告も!毎号実施しているアンケート、今回もご意見をくださった方から抽選で5名様に商品券(2,000円分)をプレゼント!

●特集

特集「コロナに負けない!商工会員の『今』」

今号はコロナ禍の厳しい状況のなかでも、仕事を通して羽村を盛り上げようと、日々奮闘している羽村市商工会員に焦点を当てて紹介しています。10のお店・事業所で働く人の横顔にスポットを当てました。読者プレゼントを用意している事業所もありますので、ぜひチェックしてください。

▼取材こぼれ話

◎丸順商事有限会社・矢部要さん

社員研修(人財共育)の手法を見直し、聴ける化(上司が部下の話を聴く)・言える化(誰もが言い易い環境)・見える化(情報の共有)の社内定着を目指しています。2021年は4名の高卒新入社員を迎え入れ「現場に出る前の基礎知識をしっかり伝え、働く楽しさや遣り甲斐を実感できるようにしてあげたいです」

◎和菓子あべ 安部絢子さん・浩太さん

目黒雅叙園などの厨房で腕を奮っていた浩太さんは、年末などの繁忙期を手伝っていましたが、20年前に本格的に店に参加。「洋食をずっと作っていたので、それまでと全然違う世界でした」。市内でも和菓子屋さんが減少するなか、最近は少し客足が戻ってきたそうです。

◎手打そば甚作 羽村店 小久保泰二さん

手打そば甚作は、実は2店舗あります。羽村店は小久保さんが、練馬にある本店は小久保さんのお兄さんが切り盛りされています。「父の代から数えると、店はもう60年くらいやっています。コロナ禍で営業が制限されているのはつらいですが、お客様が来てくれる限り頑張りたいと思います」

◎羽村琴和会 春原(すのはら)玉恵さん

ピアノ、エレクトーン、大正琴と様々な楽器について、それぞれ奏者として一流のテクニックを持っている春原さんが、ここ数年新たに学び始めたのが和琴です。「知人の方に和琴を譲っていただいたのがきっかけでしたが。大正琴のルーツを学びたくなって取り組んでいます」

◎有限会社エーケークリエーション 貴俵利一郎さん・秀行さん

環境問題の取り組みはコストではなく社会的義務である。貴俵利一郎さん・秀行さんはそう言って営業活動を行なったが、関心を寄せる企業は少なかったそう。「当時、話を聞いてくれた企業は、今では環境問題に熱心に取り組む企業として知られています。時代に先駆けた提案を続けていきたいです」(秀行さん)

◎LINK NAIL 荒川小百合さん

大阪や表参道のネイルサロンに勤務した後、お店をオープンしたのが2019年9月のこと。「自分の爪にコンプレックスがある女性は結構います。手をかけて地爪を育ててあげれば爪は変わります!私が変わったので自信があります。指先がいつも美しい形だと、気分がとても上がりますよ」

◎はるのひ bagel bakery 加藤宏美さん

ベーグルはバターもミルクも使っていないのでとてもヘルシーです。「食べたいものをお腹いっぱい召し上がっていただけるよう、お店ではビュッフェスタイルで提供しています」。また、1日1組限定のベーグル教室も開催中。1,500円でプレーンベーグルを6個作れます(他具材は追加料金)。参加の際は電話で予約してください。

◎いずみクリニック・横内正利先生、鈴木寿美さん、清原康照さん

院長の横内先生は2019年に車の運転を卒業されたそうです。「これまでどこに行くのも車でしたが、動体視力や判断力の低下を実感し、運転をやめました。近く免許も返納する予定です」。最初こそ不便だったそうですが、今ではインターネットの乗り換え案内を駆使して旅程を考えるのが趣味に。「今はコロナ禍で外出できませんが、旅程を考えるだけでもワクワクしますね」

◎紅屋飯店 板橋昌男さん・寿摩子さん

紅屋の屋号は昌男さんのお母さんが開いていた化粧品店からとったものです。当時のお得意様が、中華料理店になってからも引き続き通ってくれ、口コミで市内に評判が広がりお客様が増えていったそうです。「地域の行事などには宴会や出前など利用していただいておりますが、このコロナ禍ではね…。早く収束して、美味しい料理を皆さんに届けていきたいですよ、本当に」(昌男さん)

◎Orange's デリカキッチン 中島久美子さん

羽村市周辺ではテレビ番組の撮影がたびたび行われているため、中島さんのお店でもロケ弁注文が入る。「出演者の方が『あそこのお弁当が美味しかった』と言ってくださると、別の撮影チームも注文してくれるんです。まさに口コミですよね」。ちなみに若い世代はハンバーグや揚げ物が多い洋風幕の内弁当、ベテランには煮物・焼き物中心の和風幕の内弁当が人気だそうです。

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